Q-Kアダプターの異常

毎回時計セットから

昨日の月撮影で、久々にQ10を持ち出したのですが、当然のように電池切れでした。
このQ10は、最早Q-Kアダプターを付けっぱなしで放置してあります。おまけにトマホークの三脚座も付けっぱなしです。
トマホークって逆にいうと三脚に載せなくてもバッチリいけるという信頼感もありますんで、三脚座はなくてもいいかなと思っている面もありますし、逆にこのアダプターを付けっぱなしにするようなQ10は三脚が必須とも言えます。
付けるとしたらDFA100をセットして換算550mm相当でマクロ撮影とか、望遠をセットすればトマホークだったとして1650mm相当ですから、手持ちは無理な領域です。
したがって、三脚座をこちらに付けっぱなしというのは、実に理にかなっているかなと思います。
問題は、ほとんど使わないということに尽きます（笑）

正常に閉じた状態

さっそくQ10を持ち出してきて、SP500をセットするとぼやけた画像がケラれているのがすぐにわかります。
えええ！！？と思いますよ。
小さなイメージセンサーがケラれるって、どんな状況ですか。

最後の最後でわかったのですが、QKアダプターを装着した状態で本体の電源を切ると、アダプターについているメカニカルシャッターが閉じきる一歩手前みたいなところで停止します。
久々に動かそうとしたので、この状態から全く動くことができなかったようです。
パッと見は、絞りリングが動作してくれないような印象を持ってしまいますが、アダプターについている絞りリングの操作は、このアダプターを操作するのではなく、装着したレンズの絞りレバーを操作するものです。
絞り羽のように見えるのは、メカニカルシャッターなわけですから、絞りリングで動くわけがないのです。

Q10本体の方から、シャッターボタンを押してみたり何をしても動作する気配がないので、諦めて修理に出そうかと思ったのですが、そのメカニカルシャッターをドライバーで少しつついて、数秒後に見ると羽がが全開になってるし（笑）
その後は、Q10からシャッターを切るとバシ、バシ、と音を立ててシャッターが閉じるようになりました。
うーん、ドライバーでつつくというのが我ながら恐ろしいですね。
まあ、そっとですけど･･･。
アダプターが単独でいれば、シャッターは全開の状態でいますし、本体に接続して電源が切れると9分閉じみたいな状態で止まってしまいます。
保存にはどっちがいいんでしょうね。