この記事は2015年9月に掲載されたものです。
1年以上経過しているので情報が古い可能性があります。
先日、K-3IIのリアルレゾリューションで撮影したRAWデータにLRが対応しました。
折しも、手持ちでリアレゾができるという情報を某巨大掲示板からキャッチして試してみたところ、確かに撮って出しのJPEGを見る限りはそれとなく撮れているように見えました。
ただし、本来のリアレゾの解像感は出ていないように感じましたし、何か不自然さを感じておりました。
そしてLRへと読み込んだところ、それまでは4枚のRAWの一枚目だけが反映され、通常撮影の画と同等のものが表示されていましたがアップデートにより突然、表示が変わってしまいました。
カメラ内生成では通常に見えるのにLRでは画が重ならない、この件についてadobeにサンプルデータを提出し質問していたのですが、先日ついに回答がありました。
結論としては、JPEGのみがキレイに撮影されたのは、カメラメーカー側の技術に依存した結果とのことでした。
あまり具体的ではない答えのようにも思いますが、このことからRAWだけでは再現できない何かを使って正常な画像を作り出していると考えました。
ブレを検知したら一枚目だけを使用するという話も耳にしましたが、等倍切り出しを見ると通常では見られないようなブロックノイズがあります。
カメラの設定はデフォのまま変更していませんので、EXシャープネスが掛かっていることもありません。
したがって、私は4枚の位置合わせをして画像を重ねていると考えました。
画像の重ね合わせならadobe様も楽々やってくれそうなので、その部分は不自然に思いますし、現段階では憶測に過ぎないかもしれません。
今回adobeに質問して良かったと思うのは、自分の中のモヤモヤが取れてすっきりしたことはもちろんですが、ペンタがこの技術を進化させるための工夫を垣間見たことでしょうか。
煮詰めていけば手持ち可能になるのかな？何にしても楽しみが増えました（笑）
ask-evoさん
どのようなデータを利用しているのかわかりませんが、おっしゃるとおりセンサー関係なんでしょうね。
何にしても、見た目以上の工夫があるということは喜ばしいことです。
今後に期待が持てました。
こんにちは
ペンタックス側で、社外秘のデータがあるのかな
それ使って合成？のような事をしていたら、アドビでは難しいですよね。
ま～、アドビも対応に前向きのようですから、何かしらの進展が期待できそう・・・
今後が楽しみですね。
iMovieさん
仮定の話ですけど、RAWなどには記録されないハードウェアの情報を利用していると、そのまま同じ事はできないかもしれませんね。
ただ、同じ結果を得る工夫はadobeなら楽勝でやってくれそうな期待はあります。
今後に期待したいと思います。
おはようございます(^^
PENTAXの今後に期待ですね♪
思えば各メーカー、技術者がより良い写真が撮れるように腐心しているんですよね。
リアレゾも今後がとても興味深いです(^^
bluemさん
リアレゾは上手く進化させると大化けする可能性があるんじゃないかと期待しております。
K-3IIでは、取りあえず載せてみた印象が強かったのですが、今回の結果を見て少し見方が変わりました。
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手振れ補正は機能しないとしても、ブレの移動量が保存されているとすれば、それを利用して4枚のズレを補正できるかもしれませんね。
JPEG生成にだけ利用されていて、RAWには記録されていないとすると、adobeは利用できないかもしれませんね。
でも、本記事にも書いている通り、HDRにしても、パノラマにしても、あれだけ精密に画像を合わせる技術があるので、近い将来これも対応してきそうな気もしますね。
オリジナル画像のズレがないことが一番ですが、この技術が進化すれば、手持ちでリアルレゾリューションを活用できる場面が増えますね。